本当に厄介で、日常を取り戻すのが大変なぎっくり腰。
一度なってしまうと癖になるともいいますが、経験のある方なら、もう二度とぎっくり腰にはなりたくないというのが本音ではないでしょうか。
わたしも同じ気持ちです!
とはいうものの、わたしは、初めてのぎっくり腰から約5年半の間に、2回ぎっくり腰を経験しました。
今回は、ぎっくり腰はどんな時に起きやすいのか、ぎっくり腰にならないために、わたしが気をつけていることを紹介します。
同じように、ぎっくり腰になってしまい、もう繰り返したくないと感じていらっしゃる方の参考になりましたら、幸いです。
ぎっくり腰になるのは、どんな時?
ぎっくり腰ってどんな時に起きるイメージをお持ちですか?
・重いものを持ち上げようとしたとき
・変に腰をひねったとき
こういったシチュエーションをまず思い浮かべるのではないでしょうか。
ぎっくり腰の引き金はいろいろあると思いますが、わたしの場合、1度目は、足元の養生テープをはがそうとしたとき、2度目は、草スキーをした後に、走り回る息子を追いかけていたとき。
(考察)
1度目:膝を曲げずに腰からしゃがみ込んだのがきっかけ。
2度目:草スキーはガタガタのうえ、息子を膝にのせていたので、上から下から腰に負担がかかってしまった。
わたしの周りで起きたぎっくり腰のきっかけ
わたしが知人から聞いたぎっくり腰のきっかけは、
・ベットや布団から起き上がるとき
・顔を洗おうと前かがみになったとき
・歯ブラシを取ろうと体をひねったとき
・不意にくしゃみをしたとき
・落ちているものを拾おうとしたとき
・手を伸ばして何か取ろうとしたとき
・持ち上げようとしたものが重かったとき
・体のバランスをくずしたとき
といったものです。
お心当たりの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ぎっくり腰〜起こりやすいのは、どんな時?
共通するのは、体勢が変わって筋肉が急に動いたとき。
くしゃみや咳は不意に出るものなので防ぎようがありませんが、他のきっかけは、心がけしだいで用心することができそうです。
ぎっくり腰を予防するために、わたしが気をつけている10のこと
なってしまったら仕方ないとあきらめるしかありませんが、できればもう二度となりたくないぎっくり腰。
日頃から、わたしが気をつけていることをまとめてみました。
①姿勢に注意
(立っている時)
足裏をできるだけ地面につけ、腰を立てるように気をつけています。
背筋を伸ばそうとすると、腰を反りすぎるので、まずは足裏をぴったり地面につけ、肩を上下に動かしてストンと落し、アゴを引いて立つようにしています。
(座っている時)
足を組む癖があったので、やめました。
足を組んで座る姿勢は、腰痛には大敵とのこと。
気を抜くとつい足を組んでしまうので、今でも気をつけています。
デスクワークをしていると、自然に猫背になってしまうので、気がついた時に背筋を伸ばすようにしています。
(歩く時)
わたしは、腰が痛くなると、がに股歩きというか、外股な歩き方になっているようです。
そんな時は、足を踏み出す時に、かかとからつま先に体重を移動させ、できるだけリズミカルに歩くことを心がけています。
(何かを取る時)
物を拾う時は、腰を落としてしゃがむことにしています。
何かを取る時も、無理に腰や手を伸ばさず、一歩前に出たり、踏み台を使ったり気をつけています。
②適度な運動
腰が痛いと動かずじっとして痛くなりますが、動かずにいると筋肉が凝って血流が悪くなり、腰痛は更にひどくなってしまいます。
激痛で動けない時は無理をしたらダメですが、日頃からストレッチやヨガ、散歩など手軽に始められることで、体を動かし、筋肉をほぐしつつ筋力アップを図っています。
③栄養バランスのとれた食事
旬のものを取り入れた季節感のある食事は、心を満たしてくれるものだなぁと、料理をするようになって感じました。
心が満たされると、自然と体の調子もよくなってきます。
3度の食事の満足度が高まると、間食も減り、1日のリズムが整ってきます。
腰を含め、体の調子が悪いなと感じたら、色の濃い野菜や果物、旬のものを取るように心がけて居ます。
④疲れをためない
疲れがたまってくると、体は重く腰や肩、首がこったり張ったりと、痛みが出てしまいます。
痛いとイライラしたり、仕事や家事の効率も下がるので、その日の疲れはその日のうちにリセットするようにしています。
入浴剤やホットパックをよく使っています。
⑤ストレスをためない
職場の人間関係や業績など、仕事をしているとどうしても「こんニャロ〜」「もう無理」と思うことがありますよね…
我慢をし続けたり、イライラをため込んでしまう人は、腰痛になりやすいそうです。
身体からのスピリチュアルメッセージが腰痛として現れ、生き方や自分を見つめ直すきっかけを与えてくれているんだとか。
ストレスをうまく発散することはもとより、ストレスの原因に向き合い、根本的に解消してくことが大切です。
⑥質のいい睡眠をとる
かぜをひいたら、一に睡眠、二に栄養
某製薬会社のCMのようですが、まさにその通りで、人間は眠っている間に、傷ついた組織や細胞を修復するのだそう。
病気やケガをした時は、ゆっくり体を休めて、よく眠ることが大切だと、小さな頃から諭されてこられたのではないでしょうか。
とはいっても、腰が痛いと眠れないんですよね…
第一、横になること自体が苦痛ですし…
痛くて眠れず、ますます腰痛が悪化…
そんなことにならないためにも、日頃から、夜更かしをせず、できるだけ規則正しい生活で、体(腰)を応援していきたいものです。
わたしには、飲むとなんだか眠くなる生姜シロップがあるので、寝る前それを飲んで朝までぐっすり眠るよう頑張っています。
アイマスクや、アロマも時々使います。
⑦お役立ちアイテムを活用する
コルセット、インソール、運転中や仕事中に使うクッションを、腰をサポートしたり、姿勢を保つのに使っています。
自分に合うものを上手に取り入れて、楽に暮らす工夫をしています。
⑧体を温める
温泉地に住んでいるので、ゆっくりしたいなと思う時は、立ち寄り湯を利用します。
昼間にゆっくり温泉や露天風呂に入れると、なんだかとてもリフレッシュします!
電子レンジで温めて使うタイプのホットパックで、腰や肩、首を温め、コリをほぐすようにしています。
冬場は、靴の中にいれるタイプの使い捨てカイロを愛用しています。
必需品は、生姜シロップ。
寝る前に、大さじ1杯をお湯で割って飲んでいます。
ぐっすり眠れるんです…(⑥で書いたこと)
温かいものを飲めばいいのかと、はちみつ&ホットミルク等も試してみましたが、生姜シロップがわたしには合っているようです。
⑨体のメンテナンス
寝る前のストレッチをできるだけ続け、ホットパックや温泉で体をほぐし、適度な運動をしていますが、定期的にプロのお力をお借りしています。
整骨院や鍼灸院、足つぼマッサージ等、その時の状態でお世話になっています。
⑩無理をしない
年齢を重ねるごとに痛感するのが、もう無理ができないということ。
このくらい大丈夫という油断が腰痛につながり、何度苦しんだことか…
体力的なこともですが、気持ちの面で、以前は、「なんでも自分でやらないと」とか、「誰だって忙しいんだから」と思って自分でやってきましたが、腰痛に悩むようになってからは、素直に周囲の人に甘えたりお願いすることができるようになりました。
そして、有難いことに、みんなも優しくなったような…
自分の腰は自分で守る!という気持ちを大切に。
無理をしない、腰に負担をかけないように、草スキーはしない(笑)
と誓っています。
「なにかおかしい」「このままではまずいな」と、なんとなくぎっくり腰の予感がすることがあります。
腰痛がきつくなってきたり、腰がガチガチになり始めたり、腰が突っ張るような感じがしたり。
そんなときは、いつも以上に気をつけて、自分を大事にするようにしています。
気をつけて、できるだけ避けようとしても、それでもぎっくり腰になってしまったら…
ぎっくり腰は、最初にどう対処したかで、その後の痛み方や回復がかわってきます。
もしも、ぎっくり腰になってしまったら、対処法をまとめた記事がありますので、よろしければご参考ください。
ぎっくり腰に悩む方が、少しでも減りますように☆
最後までお読みいただき、ありがとうございました。