おなかの赤ちゃんと心も体もつながっている、貴重な貴重なマタニティ期。
時間と機会を大切に過ごしていきたいですよね。
おなかの赤ちゃんにも、これから始まる子育てにも、すごくやさしくておすすめなのが胎教。
せっかく胎教をするなら、効果的な方法を知って取り組みたい!
そんなマタニティさんへ、前回は、赤ちゃんと一緒に楽しく胎教に取り組むと、どんな素敵なこと、どんな効果が期待できるのでしょう?というお話をさせていただきました。
3回シリーズ最終回。
今回は、胎教のおすすめの方法を紹介します。
わたしも妊娠中、息子と楽しんだおすすめの方法です。
暮らしの中で楽しくできる胎教。
ぜひ、おなかの赤ちゃんと、気軽に楽しんでみてくださいね♡


胎教のポイント3つ♪

その気になれば、すぐに始められるのが胎教のいいところ。
ポイントは3つ。
- 赤ちゃんにママの気持ちを向ける
- 双方向のコミュニケーションを意識する
- ママ自身が楽しむ
この3つを意識すると、胎教のうれしい効果はさらにアップします♡
赤ちゃんにママの気持ちを向ける
おなかの赤ちゃんは、いつもママにメッセージを送っています。
ねぇ。ママ。あのね。
って。
そのメッセージをキャッチするアンテナは、すでに、あなたに備わっています。
あとは、チューニングするだけ。
ラジオの周波数をあわせるみたいに、ママの気持ちを赤ちゃんに寄せて、赤ちゃんの声に心を傾ける。
- ほんとに?
- 気のせいかしら?
- 勘違い?
そんなこと考えなくて大丈夫。
ママのところに来てくれて、ありがとう。
最初に感謝の気持ちを伝えたら、赤ちゃんに心と気持ちを向けてみましょう。
ママの心や頭の中に浮かんだことがあれば、それは赤ちゃんからのメッセージ。
ありがとう♡と、受けとりましょう。
赤ちゃんもひとりの人。
赤ちゃんからメッセージをもらったら、お話してくれてありがとうと伝えてあげてくださいね。
双方向のコミュニケーションを意識する
コミュニケーションで大切なのは、キャッチボール。
双方向の会話を心がけましょう。
今からお話してもい〜い?
と聞いてみて、赤ちゃんが嫌って言っている気がしたら、その時はやめておけば大丈夫。
また今度ねって、声をかけてあげましょう。
ほとんどの場合、赤ちゃんからNOと言われることはありません。
赤ちゃんはママが大好き。
ママとお話できるの⁉︎って、赤ちゃんは喜んでくれることが多いんです。
すぐにお返事がなくても、心配しなくて大丈夫。
赤ちゃん寝てるのかもしれません。
「あ。今、寝てるのかな。」
そう感じる時がありますね。
大丈夫。あなたはちゃんと、おなかの赤ちゃんとつながっていますよ。
赤ちゃんからお話したいとお返事があったら、やりとりのキャッチボールを楽しんで。
この時のポイントが、双方向のコミュニケーションを意識するということ。
一方的にママの気持ちを伝えるんじゃなくて、赤ちゃんのレスポンスを待ってあげましょう。
小さなお子さんに接するように、ゆっくりやさしく。
おなかの赤ちゃんとのやりとりを楽しんでみてくださいね。
ママ自身が楽しむ

大好きな人が楽しそうにしていると、なんだかとっても嬉しくなりますよね。
赤ちゃんも同じ。
赤ちゃんも大好きなママが楽しそうにしていると、喜びます♪
- 赤ちゃんにいいんだったら、やってあげなくちゃ。
- モーツァルトの音楽はα波がでていて、おなかの赤ちゃんがリラックスできるって聞いたから、聴かなくちゃ。
- おなかの中にいるときから、英語を聞かせてバイリンガルな子に育ってほしい。
気持ちはわかりますが、大切なのは、ママがそれをして楽しいかどうか。
世間一般でどんなにいいよといわれていても、効果があるといわれても、無理してやらなきゃってストレスになってしまったら本末転倒。
大好きなママが楽しんでいないこと、赤ちゃんが楽しいと思いますか??
なにをするにも、ママが楽しむこと(お酒とかタバコとかの話は別です)。
それが一番。
ママのわくわくで、赤ちゃんのわくわくを刺激しましょう。
感性の豊かな子に育ってくれますよ~。
暮らしの中で楽しむ♪効果的でおすすめの胎教をご紹介

普段の暮らしに取り入れて楽しんでいただけるものを2つご紹介します。
わたしも息子がおなかにいるとき、実際にやっていた方法です。
(息子の胎内記憶のお話はまた別の機会に。)
赤ちゃんと楽しむ気持ちだけもって、取り組んでみてください。
赤ちゃんに話しかけよう
ずっと憧れていた国に、初めて海外旅行に行ったと想像してみてください。
目に映るものすべてが新鮮で、美しくて、ワクワク・どきどきしますよね。
いつか行きたいと願っていた夢がかなった喜びはもちろん、ここでのステイを思いっきり満喫しよう、できるだけいろんな経験をしたいと思うのでは?
おなかの中の赤ちゃんも、同じ気持ちです。
お外の世界のこと、大好きなママのこと、もっと知りたくて聞きたくて、ウズウズ。
赤ちゃんをなでなでする気持ちで、おなかに手を当てて、たくさん話しかけてあげましょう。
ママに声をかけてもらって、赤ちゃんはすごく喜びますよ。
五感で感じる お散歩
お散歩も、おすすめです。
体調のいい時をみて、おなかの赤ちゃんと外の世界を楽しんで♡
ほほにふれる風、季節の匂い。
赤ちゃんと一緒に季節を楽しむ感覚で。
五感を使って、感じていきます。
ママがご機嫌に歩いて、五感でママが感じたこと、目に映るものを赤ちゃんに伝えていきましょう。
お出かけ前には、赤ちゃんの意思確認を。
ママお散歩行こうと思うけど、どう?って聞いてみて、赤ちゃんが今日はイヤだと言っているような気がしたら、その日はやめておけば大丈夫です。
お散歩の時の話しかけ【例】
赤ちゃんに話しかけるときは、その情景をママもイメージするといいですよ。
- 今日はいいお天気だね~。
ママね、おひさまの中歩いてて、ポカポカしていて、とっても気持ちいい。 - もうすぐ春だね~。
春になると、いろんな色のお花がたくさん咲いて、すごくきれいなんだよ~。
あっ。
お花のつぼみだ。
いい匂いのお花咲くかなぁ。
(好きなお花の匂いを思い浮かべながら)お花の匂いってね、こんなだよ。 - お空の雲がね、もくもくしてきた。
雨が降るのかなぁ。
(ザーザーとかパラパラとか降り方もイメージ)
雨が上がると、お空が澄んで、とってもきれい。
(虹を思い浮かべて)虹っていうのがあってね。
見れるといいことある気がするんだよ♡ - 葉っぱさん、きれいな色。
葉っぱさんのところを歩くとね、カサカサいって、楽しいんだよ~。
(実際に歩いてみたり、歩いたらこんな感じをイメージしてみる) - 今日は寒いね~
○○ちゃん(胎児ネームなんかもあるとより楽しめます)、大丈夫?
寒くない?
風さんぴゅーぴゅー言ってるね。
お話しているみたいだね。
といった感じ。
むずかしいことはありません。
伝わるかどうかも、心配ご無用。
ママがワクワク楽しければ赤ちゃんも楽しいんですよ。
ママと赤ちゃんの感覚は、つながっていますから。
ひとり言をいいながら歩いでいるみたいで、最初は恥ずかしいかもしれませんが、慣れてきます。
子育てが始まると、恥ずかしいもなにもなくなりますので、ちょっとずつ慣れておきましょう(笑)。
お子さんの感性がぐんぐん育つ、語りかけトレーニングにもなりますよ。
お散歩は、産前・産後へ向けたママの体力アップにも一役買ってくれますので、おすすめです。
体調と相談しながら、外の風にふれる。
感性が豊かになっているマタニティ期のあなたなら、いつもと違った景色が楽しめますよ♡
胎教は子育てする未来のあなたへの贈り物
おなかの中の赤ちゃんと一緒にする胎教は、特別なことでも、むずかしいものでもなく、日常の中で楽しみながらできることです。
胎教って、赤ちゃんにいいのはもちろんのこと、おなかの中の赤ちゃんとつながる経験は、産後のあなたを助けてくれます。
今、あなたがおなかの赤ちゃんとの時間を楽しむことは、未来の赤ちゃんとあなたへのプレゼントでもあるのです。
お子さんがおしゃべりできるようになったら、おなかの中でママと遊んでたこと覚えてる?って、聞いてみるのもお楽しみ。
あっという間のマタニティ期。
とびっきりプレシャスな時間でありますように♡
最後までお読みいただき、ありがとうございました。